各種本革ビジネスバッグの商品レビュー(印象・感想)。

ブライドルレザー仕様ブリーフバッグ「バンガーブリーフ」。

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ブライドルレザーブリーフバッグ「バンガーブリーフ」の程よいサイズ感と適度な重さ感がとてもフィット!

本革ビジネスバッグ

ブライドルレザーは、英国伝統的な革素材であり、英国ファッションをイメージさせてくれる代表的な革素材です。 牛原皮をベースとして、蝋引き仕上げ(天然蜜蝋を革繊維内に浸透させる仕上げ)を施すことで創出されています。 主に新品時、革表面に浮かび上がっている「ブルーム」と呼ばれる白い粉状の成分は、蜜蝋が噴き出たもの。 革表面を適度にコーティング、汚れの付着や水滴の付着から保護してくれる作用も有しています。このブルームの 存在が、ブライドルレザーの特徴であり、証となっています。

また、革素材の中で最上級の耐久性を有しているのも、ブライドルレザーの特徴。革素材としては、「固さ感」 「レトロな風情」「ワイルドさ」「重厚感」が印象的な要素となります。そんなブライドルレザーをイギリスから 直輸入、日本の革職人によって仕立てられたビジネスバッグがこちらのブライドルレザー仕様のブリーフバッグ 「バンガーブリーフ」です。

実際に手に取ってみて、最初に感じた印象が、「適度な重量感」であったことでしょうか。基本的にブライドルレザー は、革素材の中でも重さのある革素材に位置づけられるもの。ブライドルレザー仕様の革製品は、重量感を感じるのが ひとつの特徴となっています。ブライドルレザーを鞄に活用したときに、デメリットとして感じられやすい要素のひとつ が、この「重さ」なんですよね。ただ、こちらのバンガーブリーフは、ブリーフバッグとして、程よいサイズ感 でした。実用的な機能性(A4サイズ資料の収納など)を確保した中で、コンパクトなサイズを目指してデザインされ たものと感じています。

そんな余分なボリュームを削いだデザインとなっているからでしょうか、ブライドルレザーバッグとしては、あまり 重さを感じることなく、適度な重量感(あまり軽量過ぎると、チープな印象を 感じてしまいやすいもの。本物志向の革素材らしさを感じさせてくれる範囲の重さ感覚という意味です。)と感じ ました。実際のバッグ総重量としては「約1400g」となっています。

最大の機能性と感じたのが、しっかりと鞄の形をキープできる強度と中身の保護力!

英国伝統的な革素材「ブライドルレザー」の特徴を最大限に活かすためにと、採用された「方形デザイン」がとても 魅力的に感じられました。ブライドルレザーのイメージ的な特徴はなんといっても、重厚感・男性的な力強さですからね。柔らかさや女性美を感じさせる要素となる「曲線」は、ブライドルレザーにはそぐわないものと思うのです。 そういう意味で、このバンガーブリーフの角ばった、方形デザインは、好印象。「英国紳士」をイメージさせてくれる ビジネスバッグとなっているものと思います。

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同時に「方形デザイン」は、ブライドルレザーの強度も活かすことに。鞄を置いたときにも、形が一切崩れることなく 自立した姿は、強度の高いブライドルレザーならではの特徴が活かされた結果だと思っています。鞄の形状崩れが無い ということは、収納した書類などをしっかり保護する力がある(保護力)ことを示すもの。外部からの衝撃に対して、 収納物を保護してくれる機能性は、ブライドルレザー仕様バッグならではの特性でもあり、ビジネスバッグとして 、とても魅力的な要素となるのではないでしょうか。

丁寧に仕上げられた、「コバ仕上げ」。でも、鞄サイド上部のコバ仕上げ状態には注意を!

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革製品(革財布、革バッグなど)としての作りの良さを見極めるポイントのひとつが「コバ仕上げ状態」です。 露出している革の裁断面を「コバ」と呼び、そこをいかにして、全体の印象と馴染ませるかが商品のデザイン性に大きな影響を与えるのです。デザイン性だけでなく、コバを丁寧に処理してあるかどうかは、革素材の耐久性にも影響します からね。こちらの、バンガーブリーフは、目に見えにくい部分も含めて、丁寧なコバ仕上げがなされていました。 仕上げ方法としては、主にバッグ表面に関しては、「盛り上げ、コーティングするコバ仕上げ」となっていました。 個人的には好みのコバ処理方法です。

ただ、ブライドルレザーにおいて、この盛り上げコバ仕上げは、少々難易度が高いものとなるんですよね。というのも、 ブライドルレザーには、蜜蝋がしみ込んでいることから、接着剤やコーティング材など、革の上から施すものが 付着しにくいという傾向があるのです。基本的に、ブライドルレザーバッグのコバ仕上げは難易度が高いということ。 「バンガーブリーフ」を何点か確認しましたが、基本的には、とても綺麗なコバ仕上げとなっていました。ただ・・。 鞄サイドの上端部において、「コバ仕上げがひび割れ」を生じている商品も存在していたんですね。これは、 ブライドルレザーの特性を考えると、一定割合では仕方のない出来事と思います。

ですから、まず購入時及び購入後(商品到着時)に、写真に写っている、鞄サイドの上端部のコバ仕上げにひび割れや剥離が無いかどうかを確認・チェックしておくことをおすすめしておきたいと思います。ひび割れなどが見つかった場合は、 快く商品交換してくれます(経験的にcocomeisterは、商品交換の対応など、快く行ってくれます。)ので、遠慮することなく、商品交換の申し出をしてみていただければと思います。

ビジネスバッグとして、使い勝手の良さを感じる、「サイドポケット」&「ショルダーベルト」

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鞄の内部を見て、最初に感じたのが、やはり「収納のしやすさ」ですね。バッグの形がしっかりキープされています ので、柔らかなA4クリアファイルでも、スムーズに収納できるのが魅力です。バッグの形状が保たれていない(革 素材の柔らかさがあるなど)アイテムの場合は、A4クリアファイルを入れのが難しく感じることがあるんですよね。 クリアファイルの形が変形してしまったりしますし・・。ビジネス資料の多くが、形をきちんとキープしたまま、 鞄の中に収めたいものです。そういう意味で、形状キープ力の高いバンガーブリーフは、ビジネスバッグとしての 機能性が高いものと感じています。

収納性という意味では、鞄内部の複数のサイドポケットも魅力的に感じました。モバイル(携帯電話・スマホ)など を収納することができるポケットがあることは、案外便利なものとなります。「ペンポケット」なども、あると とても便利ですよ。経験上、ボールペンと蛍光ペンをこのポケットに差し入れておくと、素早く利用することが出来 ますので。そうしておくと、わりと使用頻度も高まりますしね。

また、バンガーブリーフには、「ショルダーベルト」が附属しています。これは、最重要な機能性ともいえるもの。 通勤や外回りでの移動を考えると、肩掛けで持ち歩くことができることは必須な要素ともなりますので。肩掛けで 持ちやすい、鞄のサイズとショルダーベルト形状となっていたことも、お伝えしておきたいと思います。

上質ブライドルレザー仕様のブリーフケース「バンガーブリーフ」!

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革の耐久性も高く、一生活用していくことも可能なビジネスバッグとなってくれます。 キズ・汚れに対しても、良き風情(レトロ感)として感じられる経年変化の美しさがあるのも、 寿命の長いビジネスバッグとなる要素に。収納物の保護力が高いのものブライドルレザー仕様 ならではの魅力となります。

【素材』:ブライドルレザー
【寸法】:縦28.8cm×横39.7cm×奥行9.5cm
【色彩】:ブラック、ダークネイビー、モスグリーン、ロイヤルブラウン、ヘーゼル

ブライドルレザー仕様のブリーフケース「バンガーブリーフ」の商品詳細・購入はこちら。(公式SHOP)

ブリーフケース「バンガーブリーフ」購入時の参考情報

鞄は実物を見てみたいという方も多いかと思います。”バンガーブリーフ”を販売している実店舗は少ないのですが、 お近くにあるようなら、実物を確認することは、好ましいことかと。

ただ、実体験として「購入」は「ココマイスター本店オンラインショップからがおすすめです。

と・・というのも、購入時に「ココクラブ会員登録(無料)」を行うことで、商品が自宅に到着してから

*何か気になる点が見つかった
*色の印象が大きく異なった
*鞄のキズが見つかった

時に、無償で商品交換に応じてくれるからです。

実店舗で購入した場合は、無償交換には応じてもらえません。

実店舗では、照明の雰囲気なども違っていたり、落ち着いて隅々まで商品チェックをできなかったりするもの。家に持ち帰ってから 「違和感」「キズ」などに気づくことがあるものです。

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